0歳児におすすめの絵本とは 選び方についても解説

子どもが生まれて、そろそろ絵本の読み聞かせを始めてみたいという方は多いのではないでしょうか。今回は、0歳児におすすめの絵本と選び方について解説します。

0歳児の絵本を選ぶポイント

生まれたばかりの赤ちゃんは視力が弱いです。そのため、絵本を選ぶ際は色や形がはっきりしているものを選びましょう。赤ちゃんに限らず、子どもは形がはっきりしているものを好む傾向にあります。子どもが好きなアニメといえば『アンパンマン』が挙げられますが、丸や三角、四角など、シルエットがはっきりしたキャラクターが登場しています。

そのほか、「音」にも注目してみましょう。展開が繰り返されているものや、「わんわん」「びゅん」など、ものの状態を音で表したオノマトペが多用されている絵本が良いでしょう。手が動かせるころになれば、穴あきなど感覚を楽しめるものを選ぶのもおすすめです。

また、子どもが本好きになるためには、日ごろから絵本に親しむ環境を作ることが大切です。例え自分で絵本を読まなくても、おもちゃのように毎日絵本に触れる必要があります。かじったり破いたりしても大丈夫な「ボードブック」を選びましょう。例え絵本をかじっていたとしても、取り上げるのではなく見守りましょう。子どもが絵本と触れ合っている証拠です。

0歳児におすすめの絵本

0歳児におすすめの絵本を5つご紹介します。

あかあかくろくろ(かしわらあきお/Gakken)

赤色や黒色、白色など、はっきりとした色が使われているのが特長です。リンゴや猫などが登場しますが、それぞれ形もはっきりしているため、最初の絵本としておすすめできる一冊です。

くっついた(三浦太郎/こぐま社)

サルやゾウが手や鼻をくっつける展開が続きます。「くっついた」と何度も展開が繰り返されることで、子どもが喜ぶこと間違いなしです。お母さん、お父さんとくっつくシーンもあるため、親子のコミュニケーションにも最適でしょう。

おつきさまこんばんは(林明子/福音館書店)

暗い夜の空に、おつきさまが浮かび上がる様子を描いています。静かに物語が進んでいきますので、寝かしつけの際にもおすすめです。絵本屋Hottoでは、『くつくつあるけ』『おててがでたよ』『きゅっきゅっきゅっ』とセットになったボードブック版を取り扱っております。

はらぺこあおむし(エリック・カール作 もりひさし訳/偕成社)

年世代にも渡り読み継がれてきた絵本です。子どものころに読んだことのある方も多いのではないでしょうか。カラフルな色遣いに穴あき、繰り返される展開と、子どもが好きになる要素が詰まっています。絵本屋Hottoでは通常版はもちろん、ボードブック版も取り扱っております。

ぴょーん(まつおかたつひで/ポプラ社)

カエルやネコなど、いろいろな動物が「ぴょーん」とジャンプする様子を描いています。オノマトペが繰り返されており、自然と子どもも笑顔になるでしょう。

絵本の読み聞かせに「早すぎる」はない

子どもを本好きにするためには、なるべく早いころから絵本に親しませておく必要があります。読み聞かせに「早すぎる」はないのです。読み聞かせを続けることで、ふと気づくと自分で絵本を手に取って読む(眺める)ようになるでしょう。0歳のころから、親子で絵本を楽しみましょう。

産経新聞社で事件取材や行政取材を担当。同社退社後、リクルートキャリア入社。新卒採用媒体リクナビの営業担当を務める。その後、コンテンツマーケティングエージェンシーのクマベイスに入社。2022年12月に絵本屋Hottoを立ち上げる。

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