4歳になると、自分でできることが増えていきます。「自分でやってみたい」という気持ちを尊重してあげることが大切になってくるでしょう。ここでは、4歳におすすめの絵本をご紹介します。

大人になっていく4歳

4歳になると、自分で服を着たりトイレに行ったりと、自分でできることが増えてきます。友達のことを気遣う素振りを見せるだけでなく、季節ごとのイベントもはっきり理解してくるようになるなど、一気に大人びて見えることもあるでしょう。

そのため、絵本を選ぶ際は興味の幅を広げてあげるよう意識することが大切になってきます。絵本の読み聞かせをする際は子どもからの質問にはしっかり答えながら、一緒に物語を楽しむようにしましょう。

4歳におすすめの絵本

4歳におすすめの絵本をご紹介します。

キャベツくん

お腹がすいているブタヤマさん。キャベツくんを食べようとしますが、キャベツくんは「ぼくをたべると、キャベツになるよ！」と注意します。空にキャベツになったブタヤマさんが浮かび、ブタヤマさんはびっくり。では、ヘビが食べたら？　ゴリラが食べたら？　子どもの想像力が広がる一冊です。

ももたろう

誰もが物語を知っているももたろう。「今さら…」と思われた方にこそ、手に取っていただきたい一冊です。「こんな話だったっけ？」と思われること間違いなしでしょう。冒険ものは、子どもも大好き。ぜひ押さえておきたい物語です。

くれよんのくろくん

退屈すぎて、ある日箱から飛び出した、色とりどりのくれよん。画用紙にカラフルな絵を描きますが、「せっかくの絵を黒く塗りつぶされたら困る」とくろくんは仲間外れにされてしまいます。やがて、画用紙いっぱいに色が広がると、「自分の色を塗りつぶさないで」とくれよん達が言い合いになってします。そこで、くろくんが活躍するのです。どんな色だって活躍できる。そう教えてくれる一冊です。

おふろだいすき

ともに著名な松岡享子さんと林明子さんが手がけた絵本。お風呂に入ると、カバやペンギン、カメなどさまざまな動物が湯船から姿を現します。子どもの想像力を広げてくれる絵本です。

対象年齢が低めの絵本もおすすめ

ここまで4歳におすすめの絵本をご紹介しました。対象年齢が低めの絵本を読んでいる姿を見て、「もう少し難しめの絵本を読んでほしい」と思われる方も多いでしょう。しかし、ぜひそのまま見持っていただきたいです。子どもが自分で絵本を読んでみたい、という気持ちになった証拠だからです。短めの絵本ならば、自分で少しずつ読めるようになってきます。「自分でやってみたい」という気持ちに応えましょう。