本日のおすすめ絵本は『だれがぼくかわかる?』。50年以上読み継がれている名作絵本です。
登場するのはウィリアムとお母さん。お母さんはウィリアムのことならなんでも知っています。ウィリアムはお母さんに尋ねます。「ぼくがみんなのなかにいたら、どれがぼくかわかる?」。それからウィリアムは馬になって、たくさんの馬のなかに飛び込みます。馬になったウィリアムはどこにいるのか。お母さんは「だいすきなぼうしをかぶっているんですもの」と帽子を被った馬を見つけます。
このような展開が繰り返します。スカンク、ひつじ、あひる…どんなウィリアムでも、お母さんは見つけ出すのです。
『きんぎょがにげた』のような、かくれんぼの要素もある絵本です。同時に、お母さんの愛情も見えます。親子で楽しめる絵本でしょう。