少し長めのストーリーも理解し始める3歳のお子さんにおすすめの絵本をご紹介します。
好奇心旺盛な3歳
3歳になると、「なぜ」「どうして」と思うことが増えてきます。好奇心旺盛な年齢といっても良いでしょう。保育園、幼稚園のお友達との関係も深まっていくため、感受性が豊かになってくる時期でもあります。つまり、絵本のストーリーがダイレクトに響く年齢でもあるということです。この時期に多くのストーリーに触れることで、自分の気持ちを表現するための語彙を身に着けられるでしょう。
おすすめ絵本を解説
3歳のお子さんにおすすめの絵本について見ていきます。
てぶくろ
50年以上にも渡って読み継がれている名作です。おじいさんが落とした手袋に、次々と動物が入っていきます。かわいらしい絵と不思議な光景に、思わず笑顔になる一冊です。
わたしとあそんで
原っぱに遊びに出かけたわたし。いろんな動物に「あそんで」と声をかけますが、動物たちはどこかへと行ってしまいます。それでも、最後には動物たちが集まってきて、にぎやかになりました。温かい絵に、ほっとする一冊です。
くんちゃんのはじめてのがっこう
クマのくんちゃんは、今日から学校に通います。とても楽しみだったはずなのに、いざ授業が始まると不安でいっぱい。くんちゃんの一日はどうなるのでしょうか。初めての場所に行ったら、子どもも緊張するもの。読みながら共感できる一冊でしょう。
ともだちや
主人公のキツネは、1時間100円で友達になる「ともだちや」を営んでいます。オオカミに声をかけられ、一緒に遊びますが、オオカミはお代を支払いません。その理由は何でしょうか。友達とは何か、考えさせてくれる一冊です。
様々なストーリーに触れよう
3歳は、自分の世界が大きく広がっていく年齢です。だからこそ、様々なストーリーに触れることが大切です。一緒に、ストーリーの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。