本日のおすすめ絵本は『ちいさいおうち』。バージニア・リー・バートンさんの長年読み継がれている絵本です。子どものころに読んだことのある方も多いのではないでしょうか。
静かな田舎の町に、ちいさいおうちが建ちました。ちいさいおうちは、じっと静かに季節の移ろいを見守っています。ところがある日、町の開発が始まります。やがて高いビルが建ったり、線路が築かれたりしていくのでした。大きな変化の中でも、ちいさいおうちは変わらずじっとしています。しかし、見た目は少しずつぼろぼろになっていくのでした。
町の変化とちいさいおうちの対比により、なんとも言えない寂しさが伝わってきます。それでも最後は明るい気持ちになる絵本です。