本日のおすすめ絵本は『モチモチの木』です。
こちらあまりに有名なため、読んだことのある方も多いでしょう。改めて読み返してみると、音や匂い、空気感などか伝わってくる絵本だと感じました。
また、懐かしい気持ちにさせてくれる絵本でもあります。暗い場所にいると、何もないのに何かがいる気がしたり、ただの風の音が怖く感じたり。子供のときに感じた得体の知れない不安が思い出されます。
そんな怖さがあるからこそ、じさまの優しさと心強さが浮き彫りになるのでしょう。じさまを助けようと主人公の豆太が駆け出す気持ちがありありと伝わってきます。
ページを開いて、いつか感じたことがあるような懐かしい気持ちになってみてはいかがでしょうか。